発音
英語などの外国語学習における音読という手法は、マイナーながら根強い支持があります。中国の大学生の外国語の学び方でも紹介したような、むやみやたらと音読ばかりを重視する考え方を私は完全には受け入れていません。 私は音読はあまりしません。 以前は…
日本語の雑誌の「ざ」と朱雀の「ざ」では発音が違います。
日本語の「に」と英語のnee/niの発音は実は少し違います。
日本語の「ふ」と英語のwhoの音は違います。正しい発音を映像と理屈で解説します。
1.単語を覚えるために興味のある分野の動画をたくさんみる。字幕を表示する。2.音に慣れる。2-1.ネイティブが個別の単語を発音する動画を見る 2-2.文字通り読まれない英語の発音ルールを知る
Google検索でhow to pronounceの後ろに調べたい英単語を入れると良いです。
初学者が発音を学ぶ上で、語学教材付属のCDは良いです。一つ一つの音を個別に聞けるというメリットがあることが他と比べた時の特徴です。
英語が聞き取れなくて、字幕や書き起こしを見てみると全部知っている単語だったりいます。さらに困ったことに、ある一つの音につまづくと、その後ろの単語も全てなし崩れにわからなくなることがあります。 知っているのに聞き取れないその原因の一つとして考…
コンピューターとコンピュータのように最後を伸ばすものと伸ばさない読み方をする外来語があります。話し言葉では伸ばす方が多いようです。
英語をネイティブのまねして発音するのは気恥ずかしさが邪魔をしますが、ふざけて真似すると気恥ずかしさに邪魔されなくなり、上手く発音できるようになります。試してみてください。
声調のある言語は発音が肝心です。しかし、その声調の習得でつまづく人が非常に多いです。 声調というシステム自体の習得はできて、中国語なら4種類、ベトナム語なら6種類の声調を全て区別して言えるようになっていても、単語を読む時に別の声調で読んでしま…
ingのgはgと読むのではありません。地域によってはkと読むところもありますが、基本的にはingとinkは別の音です。これを説明するには、日本語の「ん」と聞こえる音が外国語では区別されるということと同時に説明したほうが分かりやすいです。 さんばしの「ん…
以前イケアの英語読みを紹介しました。イケアを英語に取り入れていたので、原語の読み方はほとんど関係なく、英語の読み方でアルファベットをどう読むのかという話題でした。 IKEAの英語読みと注意すべき英語中心主義 - 日本人多言語話者の外国語学習法 また…
英語の発音に関しては、2つの考えがあります。 英語の発音は通じればいいので、発音などにこだわる必要はない。 発音が悪いと通じないため、正しい発音をしないと身に着けないといけない。 私の考えでは、通じ易いレベルの発音は必要だと思います。一部の人…
イケアという家具屋さんを知らない人もいるかもしれないので一応そこから紹介しておきます。 イケアというのはスウェーデン発祥の家具屋さんで、商品の色使いも鮮やかでおしゃれなイメージがあります。店内には一本道になっており、途中にショールームのよう…
tの音が日本語のら行のように聞こえることがあります。どういう条件でどういう音になるのでしょうか。
以前の投稿の英語のRの発音arとer/irの違いでこのschwa(シュワー/あいまい母音)に少し触れましたが、ここで詳しく考察してみます。 高校英語で習ったあいまい母音。発音記号はeをひっくり返した文字です。専門の言葉で言うとschwaといいます。日本人を含…
アメリカ英語のRの読み方 簡単に言うと、二つの違いは: arはaの音の後からRの音が出てくる er/ir/urは最初からRの音が入っている。 ビデオでよく聞いてみてください。全部聞く必要はありません。
Steve Kaufmannのビデオで面白い研究を知りました。 Study: Fluency outweighs pronunciation for understanding non-native English speakers 詳しい研究の報告はこちら: Fluency, Intelligibility and Acceptability of Non-native Spoken English
前回は記憶力の面から見た外国語学習に適性のある人の特徴として、私の例を挙げました。今回は発音習得力を私個人の例を基に論じます。 外国語の発音を習得する為の下地作り 英語以外の外国語を始める前の高校一年生(15歳)から、何度も何度も録音を聞いて…
長い「イー」と短い「イ」? 英語を話す私たち非ネイティブの中で、seenとsinを音の長さで発音し分けている人は多いです。実際ネイティブの発音でも前者が長く、後者が短い傾向にあります。 しかし、実際のネイティブが英語を聞いている時には長さではないも…
日本人もシンガポールにも行く日が来る 近年、シンガポールに在住する日本人は珍しくありません。先日の池上彰さんの番組でも紹介されたように、世界中から富裕層がシンガポールに集まっています。また富裕層に限らず東南アジアのハブとして駐在している日本…
発音は軽視されがちです。発音が難しい言語の場合は、訛りが酷いと通じないという、学習者にとっても聞き手にとっても気まずい悲惨な状況になります。発音の練習方法をまとめてみましょう。
言語学の一つである音声学の知識があれば、音をより的確に区別できる。英語の母語話者(ネイティブ)はそのような知識がなくても方言の違いはわかりますし、私たち外国人も慣れれば、様々な英語の違いがわかるようになります。 歌詞がアメリカ風になっている…
1、音源があるもの2、例文の多いもの3、練習問題の答えがあるもの4、アルファベットでルビが振ってあるもの(初級)5、よく使われる例文が豊富6、レベルに合ったもの
国土の大きな中国では標準語である中国語を話すときにも地方の訛りが出てしまいます。それらは教科書にはなかなか出てきません。中国語を勉強して実際に中国に行ってみると、訛りがきつくてよくわからないということもよくあります。僕が知っている範囲でま…
以前の投稿「中国語の発音と日本語の変化規則」の続きです。 日本語でが行、中国語でw、広東語でng- 我という字は日本語では我田引水のようにガと読むが、中国語ではウォと読む。この日本語のガ行の発音はどこから来たのか。広東語ではngo5と読む。
日本ではイギリス英語のほうがいいと言う人が多いです。今回は、アメリカ英語の読み方とイギリス英語の読み方のどっちを目指すべきか。 世界の学校英語はイギリス英語が多い 日本はアメリカ英語を教えるが、アジアに限れば、日本、韓国、フィリピン以外はみ…