言語習得論

知らない英単語は調べならが読むべきかどうか

学習初期と中期では知らない単語を調べすぎると投げ出してしまう危険性があるので、何度も見かける単語だけ調べれば良いというのが私の考えです。

外国語習得までの苦労話

外国語を習得する中で苦い経験がたくさんあります。それを乗り越えた先に初めて言語の習得があるのです。

文法を自分で導き出す帰納的外国語学習法

一般的な外国語学習法は演繹法に基づいていますが、それとは異なる帰納法による外国語学習の例、その手法が必要になるケース、体験談などを紹介します。

新しい外国語学習サイトfluentUを紹介します

fluentUというサイトで外国語学習ができます。このfluentUの特徴は1.会話重視 2.映像で学ぶ 3.繰り返し 4.例文丸ごと学ぶ

英語チャットを路上教習のように個別指導してもらう

この方法はあまり紹介されない方法ですが、生徒が英語でチャットや海外アウトソーシングの指示を出しながら先生にサポートしてもらって教えてもらうというやり方もあります。自動車の運転に喩えると、路上教習の教官のように指導者がつきっきりで実践をこな…

わからない英単語を他の言い回しで言いかえることのデメリット

英語などの外国語を話していると、ちょうどいい表現が想い浮かばないことがあります。その時に言い換えをすることで語彙不足をカバーできる反面、新しい単語を覚えるチャンスを失うとも言えます。

巷の子供英語教育に欠如している2つの科学的理論

1.大人と同じ覚え方は無理です 2.子供時代に覚えても維持しないと無意味です

アメリカでの外国語学習障害に対する論争

外国語学習障害(FLLD, Foreign Language Learning Disability)とは、他の教科は並みの成績、或いは優秀でも外国語だけはからっきしという症状です。『外国語学習の科学』p53で紹介されている通りです。アメリカではこの学習障害(LD, learning disability…

なぜ外国語学習は中級レベルで伸び悩むのか

ある程度通じるレベルに達するとそれ以上伸びなくなりがちです。その原因と対策について考察します。

外国語を母語のように見るための2つの解決方法と視点

外国語を人間味のない記号としてではなく、人のメッセージであると感じるにはどういうアプローチが有効なのでしょうか。1.大量の外国語のアウトプット 2.外国人の視点で日本語を見てみる

第二言語習得論を日本語でまとめた本『第二言語習得研究の現在』

『第二言語習得研究の現在』SLAの研究をまとめた日本語の本を見つけました。 SLAは英語の本は充実しているけれども、なかなか日本語での概論の本は少ないのでこの本は重宝します。 UG理論(普遍文法)から手続き的知識(認知心理学)など言語学以外の分野の…

写経のように書き写すだけの外国語学習法

タイトル通り、ただ文章を書き写すだけの外国語学習法です。意外とこの学習方法を紹介するものがなかったので、ひょっとしたら盲点となっているのかもしれません。 写経というのはお経を書き写すことです。 聞いた話では、プログラマーも既にあるソースコー…

脳科学を応用した外国語学習法がカナダにある

脳科学(脳機能学)の認知度が上がってきました。外国語学習に応用できると期待しています。ネットで調べるとカナダで活用されている例を見つけたので紹介します。

語順を入れ替えなくても英語(外国語)を理解できる2つの科学的根拠

英語などの外国語と日本語は語順が違うので、外国語を読む時には語順を入れ替えると理解しやすいですが、実は語順どころか、文法を無視した文の単語だけでも多少の理解ができるとの研究結果が出ています。

昨夜(2014年05月07日)のさんまのホンマでっかTVの「第二言語習得」に関するまとめ

外国語を覚える能力は遺伝で決まる仮説 第二言語習得能力は遺伝子がかかわっているため、向き不向きがある。 現代の研究に依ると、7歳までに覚える母語に限らず、新しい言語は既存の言語とは別の脳領域を開拓することで記憶している。この開拓能力には遺伝が…

効率の悪い外国語学習法

単語ならたくさん知っているが話せない 典型的な日本人はこんな感じです。 <<< 外国語を始めて、100語くらい単語を覚えたとする。いや、100語だけじゃなくて、5000語覚えたとする(大学受験時に必要なレベルの英単語)。単語や文法は覚えたのに使える気がし…

語学教材にある間違いと間違いのない語学教材

『週4時間だけ働く』の著者Tim Ferrissがビジネスを始め、あらゆるものを効率良く身に着けるということは知る人も多いことでしょう。彼は外国語学習も非常に早く確実なのです。

外国語学習でやる気を維持する方法6つにまとめた

実は、第二言語習得論でもやる気(motivation)に関する研究もおこなわれています詳しくは、外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か (岩波新書)などに乗っています。 今回は私個人の経験則から学習を継続する為の方法を語って行きます。 とりあえず教科書を…

言語学が教える外国語学習に向いている人とは

言語学から見た外国語学習に向いている人はどういう点で適性を持っていると言えるのだろうか。大人になって外国語を習得した人が共通するものとは。そこから導きだされる暗記すべきものは何なのか。

言語学の外国語学習法研究

Language Learning Strategy(言語学習法論) 第二言語習得論という分野はこの分野でも取り上げております。外国語を効率良く学ぶ方法に興味・関心がある私は、第二言語習得論での研究結果から、言語学習に役立ちそうなものを探して日々論文を読んでいます。…

SLA(第二言語習得論)の研究対象

外国語学習法を研究している学問はあるのか 外国語を勉強していると、言語学で効率的な方法を研究していないのかと気になる人は少なくないでしょう。言語学の一分野で第二言語習得論、英語でSecond Language Acquisition、略してSLAと呼ばれる分野があり、効…

『7ヵ国語をモノにした人の勉強法』の書評

私の外国語学習法と橋本陽介さん著の『7ヵ国語をモノにした人の勉強法』の書評です。

外国語の単語を翻訳せずに理解できる根拠

外国語を翻訳せずに理解できるということを単語レベルに絞って説明します。根拠は1.人は新語を使えるようになる2.外来語を母国語に混ぜて使える。

単語を丸暗記せずに覚えるには

「7ヵ国語をモノにした人の勉強法」P28に「世界と言葉を結びつける必要性がある」とあります。これはなかなか分かりにくいのですが、私も同じことを感じているので理解できます。

外国語学習法に関するサイト+本のまとめ

インターネット上にもたくさん外国語学習法に関するネタが転がっている。特に注目したいのが一番最初に紹介するomgniglotというサイト。デザインは地味だが、このサイトのホストはこのサイトによる収入で生活しているらしい。 この記事は、私が面白いサイト…

広東省で加藤嘉一さんの中国語学習法をまねしてみたが失敗した

加藤嘉一さんの方法 1、朝早起きし、瞑想語、ジョギング 2、もの売りのおばちゃんと何時間もおしゃべり 3、守衛さんから新聞をただでもらう 4、ラジオを聞きながら就寝 他には、時間があれば辞書を読んで片っ端から単語を覚える。紙の辞書の方が向いてい…

英語の習得語彙を数えてくれるサイトで計測してみた

現段階での習得している単語数を概算で出してくれるサイトを見つけました。 このサイトではさまざまな人のデータを集めているので協力してください。ポルトガル語版もあるそうです。 http://testyourvocab.com/ 単語数を知ることの意味 自分の到達地点を数値…

効率的な外国語学習には覚えない単語を決めることが重要

覚えるべき単語の選び方を紹介します。

会話だけで外国語を身につけられるとは限りません

アメリカに移民後も英語が話せない人 文法なんて気にしていると、一生話せるようにならないという人がいます。だから、間違いを恐れず会話を繰り返せば話せるようになるという理論のようです。 これは過去のデータで否定できます。大人になってアメリカに移…

外国語を翻訳せずに理解できるようになる方法

翻訳せずに理解できるようになるには、大量に外国語に触れて慣れていく必要があります。その為に徐々に難易度を上げるのと、適切な負荷をかけられます。