英語は全世界の共通語だから覚えないといけないと世界に置いて行かれる、という類の大同小異のことをよく言われる。これが何を指すのかは実は曖昧で、こういうことを言う人は英語の本当の力量がわかっていないだろう。英語の能力は旅行先や商売などで外国人と話せて世界が広がるということも確かに魅力の一つだが、その他にも以下の様な生活を激変させる力もある。
1、インド人に雑用(電話をする、電子メール作成、ネット検索代行)やサイト構築が頼める。
海外に外注するというのがどういうことなのか。例を挙げると、あるアメリカ人が会社での仕事を中国の企業に外注して、自分はその間遊んでいたというのである。仕事を表彰されたこともあるようだ。セキュリティー上の問題が指摘されているが、ネットの評価の多くはこの人物の管理能力が高いとしている。詳しくはこちらを参照。
http://blog.livedoor.jp/nisaiken/archives/22414050.html
これを知った時に、英語のいかに有利かを知った。『「週4時間」だけ働く』という本にこれを最大限活用する方法が載っている。
この本には様々な裏ワザのようなテクニックが載っているのだが、今回の英語の便利さに関して、バーチャルアシスタント(VA)、リモート重役秘書、海外のコンシェルジュサービスという項目を紹介する。これらはネット上で秘書の仕事や雑用などを頼むことができるサービスのこと。以下のようなサイトが紹介されている。
http://www.asksunday.com/?gclid=CPm6z4CT67YCFUxfpQodYScAwg
https://www.yourmaninindia.com/
http://www.brickworkindia.com/
本で紹介されているのはものの一部を挙げると
全メールをチェックし、大部分の返信をしてもらう
調べものをしたり、メモを清書したりしてもらう
アポイントを取ってもらう
電話をかけてもらう
市場調査
妻と仲直りする為のセッティングをしてもらう
おもちゃを代わり注文してもらう
生産が終了したズボンをインドで格安の価格で作ってもらう
イライラする気分を代行してもらう
この本の中では、上に上げた2番目を外注することで、ある人物のことを調べてもらった例が紹介されている。ファンサイトを見て回り、それを図表などにまとめてもらった。ネット検索で表示されたサイトを見て回るという地味な作業を代行してもらい、なおかつまとめてもらえるという、元々の仕事の半分以上が終わっている。しかも、時差を利用すれば、夜に仕事を頼んで、朝起きると用事が済んでいるという点も優れている。
英語が有利だという話をしていた。英語ができないとこれらのサービスを利用することができない。
英語を使えば、世界のフリーランスに外注することができる
このようなサービスを安く利用するには英語が不可欠である。日本語でバーチャルアシスタントや外注先に指示を出すと障害にぶつかる。例えば、サイト構築をインド人に頼もうとして、英語で指示を出すことができたとしても、サイト内の日本語をインド人が打てない可能性が高いので、インド人に外注できない。
そこで、日本企業がフィリピンにサイト構築を外注できるように補助する日系企業があることがわかった。