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効率的な外国語学習には覚えない単語を決めることが重要

覚えるべき単語を最適化しよう

外国語学習に必要な単語を1.使われるジャンルの広さと2.単語の難易度という二つの観点で分類してみると以下の4つに分かれます。

 

ジャンルの広さ 広い⇔狭い

A

B

C

D

 

『外国語上達法』の表をまねて、私が作成しました。元は『現代日本語の構造』という別の本を参考にしたらしいです。所謂孫引きです。

 覚えるべき単語と辞書に頼るべき単語

『外国語上達法』に依ると、大事なのは順に表のABCで、Dは暗記する必要がない単語。「モンシロチョウ」を外国語で知っていてもほとんど使うことがないだろう。本では、そのような単語は辞書に任せようと書いてある。

外国語の習得がうまくいかない人はこのDの単語(狭いジャンルでしか使われない上に難しい述語)を覚えようとしていることが問題です。通訳など外国語のプロも、豊富な経験から多くの専門用語を知ってはいますが、案件ごとに必要な専門用語を毎回事前に学習するようにしています。

誰もが覚えるべき単語の分類

Aはbe動詞前置詞(on やatなど)等が該当していて、学習者は全て必ず覚えるべき単語。

どこかの本で読んだのですが、フランス語の会話を録音して使われた単語を分析すると、1,500語が90パーセントを占めていたそうです。その1,500語で会話の内容が90パーセントわかるというわけではないが、よく使われるという単語だということは言えます。

個々人で変わる必要な単語の分類

Bは学習者の興味でBの中の必要なものを選べばいい。例えば、governmentやpoliticianなどは知っておいたほうがいいでしょうが(時々そういう話をすることになる)、使う状況が限られています。本によると、このBは人の関心や必要に応じて変わるとされています。

難易度が高く使う

proceedなどはCに分類できます。普段の会話では使いませんが、駅の案内放送などで「~にお進みください」という意味で使われる。Cの単語を英語のネイティブ以外や子供と話すときに使うと、難しすぎて通じないので避けたほうが良い。

単語帳での覚え方

単語帳を見て勉強する時も、必要のある単語だけに集中して覚えれば良い。単語帳で覚えた単語をチェックする時に「係長」を忘れていてもどうせ使わないから問題ない。

興味のある分野を決めることによる効果

語彙の設定をして覚えると言っても結局一番効果があるのは実際に興味がある物を読み、辞書を引くほうが、単語帳などで一つ一つ覚えるより効果がある(ただし、それには基礎文法と基礎単語を習得してから)。

キーワードから関連単語を見つける

僕がある外国語で論文を書いた時は、まず、キーワードを辞書などで調べて、そのキーワードで資料を検索して、その資料を読みました。

このやり方はインターネットでの検索に似ている。ネット検索も、最初に入れた言葉で出てきたサイトを見て、その中で見つけたより適切な表現、或いは同じ物を指す別の表現を見つけて検索を繰り返す。

 


 <単語の覚え方>