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外国の一家庭に入り込んだ時受けたカルチャーショック

日本との違い、家庭の違い、世界は広い

今回親しい外国人の友達の両親の生活を見た際に、今までの自負を打ち砕くほどのカルチャーショックを受けてしまいました。今までの外国旅行でこれほど外国人の人生観を感じる機会はありませんでした。そこで多くのことを感じたので「外国って何だ」「それを知って分かった日本って何だ」ということをここに書き留めておきます。運が良ければ、どこかの誰かが私が感じたことを感じ取ってくれることを期待します。

 

海外の家族関係

以前は多くの中国の大学生の持ち物を見て、ご家族の経済力を無意識に想像して、その辺を歩いている小汚い一般人と比べると裕福なのだろうと思っていました。しかし、実際に彼らの両親の住まいや仕事を見ると、子供たちの学費や生活費を稼ぐために、予想外にも夜遅くでも朝早くでも働いていることがわかりました。言葉にすると陳腐ですが、実際の様子はかなり悲惨でした。住まいは暗い電球が2つぶら下がっただけの倉庫のようなところで、簡素なベッド。風呂はなく、炊事場と共用の水場。トイレはないので、300メートルほど離れた公共のトイレを使っていました。

親思いな人

子供たちの学費や生活費、交遊費を確保する為にこんなに必死に生きている姿を見て、子供たちはよく厚かましくもスマートフォンやその辺の小汚い服より良い服を着ているものだなと反感を覚えました。しかし、それは誤解でした。末っ子は両親に「おれが大学を卒業したら仕事を辞めて田舎へ帰れ」と説得していました。

また、この末っ子は大学2年生にもなって自分のパソコンを持っていません。授業で出された課題をする時は寮のルームメイトのパソコンを借りています。長女一人は働き始めましたが、まだ二人が大学に通っていて学費と生活費の負担が大きく、息子の為を想ってもパソコンを買い与える経済力がありません。そこで初任給を得た長女が弟のパソコン代の半分を出すことになりました。パソコンの次は、妹の携帯代を出す予定です。しばらくは、このように、長女が妹弟を支えることになりました。これに対して妹弟に話を聞いてみると、彼らが卒業するころには兄弟姉妹みんなで両親を支える決意があると当たり前のように話していました。

日本はある意味豊かなのかも

翻って、日本の若者はここまで両親を思ってないと感じました。30代から40代ごろになれば両親の世話を考え出すかもしれませんが、少なくとも私の周りの若者とは視点が違うと感じました。

 

しかし、これは中国の一部しか表していません。家族の為に働く人がいる一方で、普通の大学生より、否、平均的な日本人学生より裕福な人もいます。このような貧富の格差は中国の例として紹介していますが、他の国も似たり寄ったりでしょう。日本の外の多くの国では貧富の格差が日常のすぐ側にあるのです。