読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

中国語が使われる国や地域

中国だけではない中国語が使われる地域

中国は世界で一番多い人口を抱える国。だから、中国語は外国人が学ぶべき言語としての人気が高いようです。

日本でも同様に、英語の次に学ぶ外国語として一般的に中国語が挙げられるようになりました。(日本では、韓国語の重要性・有用性も否めないでしょう。)

日本で習う中国語もその中国で使うことを念頭に置かれていますが、中国以外にも中国語が通じる国・地域はたくさんあります。

今回は中国語が如何に多くの国で通用する国際語なのかを紹介します。

中国語を話す華人が多くいる国・地域

  • 台湾
  • シンガポール
  • マレーシア
  • 香港・マカオ
  • 世界中の中華街(他北南米、ヨーロッパ等世界中)

ヨーロッパ・北米にも華僑華人はいますが、全体から見ると小さいので中国語を使う頻度は少ないです。但し、中国語ができるレベルはバラバラでも、これらの地域にも話せる人もいます。

このように中国語が話せるとこういう国でも使えるので便利で、中国語はまさに国際語と読んでも過言ではありません。

 

 

 

台湾

台湾では中国語が広く使われています。

特に台北やその周り街ではほとんど中国語が使われていて、台湾語などの方言を話せない人も珍しくありません。台湾では中国語のことを国語と呼んでいますが、中国大陸の普通話との大部分が同じです。

ちなみに、僕が出会った台湾のお年寄りは日本語で北京語(ぺきんご)と呼んでいました。また、台湾の一部のお年寄りの中には中国語が話せない人もいます。

香港・マカオ

中国本土からの観光客が多いので、市街地では中国語が通じます。一部のお年寄りを除いて、そんなに上手ではないが簡単な会話は理解できますし、話せます。

マカオのカジノでもディーラーは中国語が通じるので便利です。カジノでジュースを配るお年寄りや入口で身分証などをチェックする人たちは中国語ができない人がいます。

海外の中華街

世界全体では東南アジアに華僑華人が多いです。東南アジアと言うと、ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー、マレーシア、ブルネイ、シンガポール、インドネシア、フィリピンがあり、その全ての国に華僑華人がいます。

私はまだすべての国に行っていないので知っている地域を中心に紹介します。ちなみに、それらの地域では中国語を正式には「華語」と呼ぶことが多いです。

シンガポール

人口の7割が中華系のシンガポールでは、公用語の1つとして中国語が入っています。

中華系住民は学校で中国語を習うこともあり、日常会話はほぼ不自由なく話せます。街でも中国語を耳にします。ただし、中国語を話している人がシンガポール人なのか他の国の人なのか判別できません。国際都市であるシンガポールではここで紹介する中国語圏からも多くの人が来ます。

私がシンガポールにいたときの台湾人の友達は地元シンガポール人の彼女をつくっていました。台湾とシンガポールという別の国なのに、同じ言葉を話すので距離を縮めるのは早いのでしょう。

台湾語とシンガポールのHokkien(福建語)が同じ言語の理由

シンガポールではマレーシアと違い、若い世代は方言は話せず、中国語しかできないので、祖父母とのコミュニケーションが困難だという話も聞きます。

シンガポール人は何語を話しているのか 動画あり

マレーシア

マレーシアも中華系住民が多い国です。統計では全人口の3割程度で、都市部に多いです。

2016年にマレーシアに行って、想像以上に中国語(標準語)を話している人が多くて驚きました。一部のお年寄りを除けば、中華系の人なら中国語が通じます。

マレーシアでは人や地域によって使う言語が全然違います。英語ばかり使う人もいれば、vlogger/youtuberのShenlimtvのように中国語を使う人もいます。

Malaysian Can Speak Chinese!!! | 馬來西亞人會講中文!!! | マレーシア人は中国語を話せるんだ!!! - YouTube

ジョホール・バル(Johor Bahru、新山)

私が2016年にマレーシア南部のジョホール・バル(Johor Bahru)へ行った時は、少なくとも3種類は耳にしました。

まず入国審査場で閩南語で話している人がいました。「唔是。」だけ聞き取れました。

レストランで客と店員が話す時は中国語(現地では華語と呼ぶ)を使い、レストランで気の知れた仲間と話している言語は広東語などの中国語の方言を耳にしました。

また、あるホテルのロビーでは広東語で「咩啊?」と話しかけられました。

計算する時の言語

他の言語の使用状況は例えば、私の友人の広東系マレーシア華人の場合、一桁の数字を計算する時は広東語を使い、それより大きな数字はマレー語を使って計算する。なぜ数字の大きさによって使う言語が違うのか尋ねると、広東語の方が一単語が短いからと言う。実際に二つの言語の発音を比べてみると(左が広東語、右がマレー語)

  1. yat satu
  2. yii dua
  3. saam tiga
  4. sei emapat
  5. ng lima
  6. luk enam
  7. chat tujuh
  8. baat delapan
  9. kau sembilan
  10. sap sepuluh

このように広東語の単語の方が短いので簡単な計算は広東語の方が素早くできる。ただし、複雑な計算は学校で習ったときにマレー語でならったから、マレー語のほうが慣れているらしい。

家族との会話は英語、広東語を主としているが、通じればいいので何語を話すべきと決まってはいない。この友人と妹の会話、特に学校関係のことを話すときはマレー語を使う。

聞いた話によると、マレーシアの各地域でのよく使われる言語は以下だと言われます。

クアラルンプール(Kuala Lumpur):広東語

イポー(Ipoh):広東語

ペナン(Penang):福建語(閩南語)

ジョホール・バル(Johor Bahru):中国語

しかし、それ以外の方言でも会話できる人もたくさんいます。

関連書籍:『母と子のマレーシア通信―娘のホームステイ体験から (中公新書)

マレーシアの中国語は簡体字と繁体字の両方が使われる

中国で聞いたことがないシンガポール・マレーシアで見つけた華語表現3つ

ベトナム

ベトナム最大の都市ホーチミン市内にチョロンという地区がベトナム最大の中華街です。漢字の看板も多いです。中国語ができる人は少しいますが、中国語は聞いてわかる人や、簡単な会話ができる人は少ないですがいます。彼らは中年以上だと広東語が話せる人が時々います。チョロン地区で一番多い中華系は広東系なので、広東人以外でも話せる人がいます。

まとめ

さて、このように中国以外にもたくさん中国語を話す人がいることがおわかりいただけただろう。これらの国との交易に中国語は役に立つ。もちろん、広大な中国にも魅力的な場所がたくさんあるので、そういう場所を訪れる時も中国語は役に立つ。

僕の中国語学習教材は以前の投稿を参照してください。

中国語学習で使用した市販の教科書やオンラインの教材

 

海外華人は正しい発音ができない人がいるので、CDB台湾語スラング表現 (アスカカルチャー)で台湾訛りに慣れていると役立ちます。広東省も福建省もシンガポールもマレーシア、インドネシアも台湾華語の訛りに多かれ少なかれ似ています。

<中国語圏>