「~でしょ?」は丁寧語ではないらしい 標準語ではタメ口でも西日本で丁寧語として使われる言葉

「~でしょ?」を丁寧語として使う

西日本各地では「~でしょ?」を丁寧語だと思って使っている人がいます。しかし、東日本の人にとってこれは完全にタメ口(非丁寧語)のようです。小学生の頃に、「~でしょ?」を使って、千葉から来たお兄さんに「お前そんな口聞いてると殺されるぞ」と言われて何が悪かったのかわかりませんでした。

「~でしょ?」の代わりに何と言う

そこで困るのが、「~でしょ?」がダメなら、代わりに何て言えば良いのかがわからないことです。子供の頃からずっと「~でしょ?」を丁寧語だと思っていたので、頭の中に正しい表現として組み込まれてしまっているのです。

代わりに「~ですよね」を使えばいいらしいのですが、「ですよね」では繋がりがおかしくなることがあり、使いこなせません。

 

 

 

丁寧語でも「ので」より「から」を多用

東日本人のややかしこまった会話や、テレビのアナウンサーは「~ので」を使います。丁寧語の文でも「~(だ)から」を使うことができますが、「~ので」のほうがかしこまった語気があります。

西日本では「~ので」を使う人はそれほど多くありません。西日本では関西より西の中国四国九州では「~けん」「~けぇ」をよく使うので、標準語の「~から」を使うだけで丁寧語っぽくなることが原因にあると思います。

関西の都市部では「~から」を使い、「~さかい」という人はほとんど見かけません。私は舞子さんと話したことがないので、舞子さんは「~さかい」かもしれませんが、わかりません。

「~しちゃう」を使う

私の認識では「~してしまう」という意味の「~しちゃう」は標準語ではなくて関東の辺りの方言だと思っています。標準語ではないと思うはっきりとした理由はわからりませんが、語感でそう思います。たぶん、NHKのニュースを読み上げる時にこの言い方を聞いたことがないからかもしれません。少なくとも、正式な場面では使われません。

(首都東京で話される言葉が全部標準語とも限らないと私は考えています。今後、首都を遷都すると、標準語もその地の影響を受けて変化しそうですね。)

丁寧語の会話なら「~しちゃう」を使いますが、会議などの場面では使いません。東日本でも使われる場面はだいたい同じだと思います。年配の人は丁寧語を話す時に標準語を話そうという意識がないので、この表現も使われません。

(台湾で買った日本統治時代の「国語家庭認定証」のポストカードが見つからないので、見つかったら紹介します。)

<日本語の方言>