台湾で肌を露出した格好で木の実を売る若い女性 檳榔西施

台湾に行くと、ホットパンツ(非常に短いズボン)やキャミソール、さらにはビキニなどで肌を露出した、過激な格好をした女性が木の実を売ってる光景を目にすることがあるでしょう。これは何もいかがわしいことはなく、ビンロウジュを売っているだけで、この女性たちは檳榔西施(bin1 lang2 xi1 shi1)と呼ばれています。

photo by Binlang on flickr

ビンロウジュというのは、木の実の一種で石灰などを混ぜ、噛むと少し興奮作用があります。そのため、南部の高雄(たかお)などでは、道路の地面が赤い液体が吐き出された跡があちこちにみられますが、それはタクシーの運転手やその他の人がビンロウを噛んで、唾液を吐きだしたからです。昔は日本でもお歯黒などと言って結婚式などで用いられていたらしく、今でもベトナムなどで風習として残っていて見られる場所もあるらしいです。

それを売るのが檳榔西施です。西施(せいし)というのは中国四大美女の一人で、ここでは「女性」という意味合いですが、それを誇張して「美女」を表しています。

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台湾は人が良いので、旅行で行くと良い思い出ができるでしょう。