多言語話者の海外旅行 5つのメリット

英語以外の現地語などの言葉が話せると、外国に滞在するという体験が非常に豊かになります。具体的なメリットを挙げてみます。

みなさんが英語やその他の外国語を勉強する時にやる気を出したい時などに読み返してみてください。

迷えば人に聞けるので気軽に歩ける

ベトナムの写真です。電線が景観を悪くしていますが、日本も人のことを言えません。

ベトナムの風景、電線

現地の言葉がわかれば、最悪迷子になってもその辺の人に道を尋ねることができます。しかし、言葉がわからないと、なかなか勇気を出せないでしょう。

外国語を覚えるまでは、外国というものはテレビの中で見るもので、アニメのように現実に存在していないも同然でした。外国語を話せない人の多くは今でも外国をリアルに感じることができないだろうと思います。

しかし、自分で自由に外国を歩くようになってからは、世界を見る目が変わりました。

ちなみに、私現地の言葉を話せない国には行ったことがありません。世の中のバックパッカーの中には英語しか話せない状態でどこでも構わず行く人もいます。そのような人にとっては私の感じ方とは違うかもしれません。

広東省江門市開平のアメリカ華僑の屋敷

現地の人と直接交流できる

英語やジェスチャーでも何とかなりますが、現地の言葉ができれば圧倒的にスムーズです。それに相手の言葉を話せる外国人ということで仲良く接してもらえます。

バイクタクシーのおじさんたちとどんな問題を抱えているのかなどを聞く機会があれば、ニュースで聞くことに現実味が加わって感じることができるようになります。

ただし、先進国では現地の人と友達になるのは難しいです。それは語学留学しても現地の人と話せないで紹介しました。

深く背景を理解できる

言葉がわかると、現地で目にしたものを深く理解することができます。

例えば、下の写真は日曜日の香港セントラルの様子ですが、知識があれば彼らが何をしているのかなどがわかります。

香港セントラルの日曜日はフィリピン人が多い

  • 地べたに座っているのがフィリピン人であるということ
  • 高級スーパーで買い物をしているのが外国人メイドであること
  • 白人の子供のおもりをしているのもフィリピン人であるということ
  • コーズウェイベイ付近にたむろしているのはインドネシア人であるということ

このようなことも外国語がわかればより深く理解できます。もちろん、現地の新聞なども情報源です。

外国語ができると情報が入って来るソースが増えますので、多くのことにアクセスできるようになります。

外国のグルメを自由に注文できる

メニューが読めるというのも非常に便利です。また、読めなくても言葉で質問すれば何となくわかります。言葉がわからなくて「メニューが読めないから何でもいいから持ってきて」という注文をしても、受け付けるところはあまりないでしょう。

外国語ができればこんなことができます。

香港やマカオ、広東省では飲茶に行けます。

広東省広州の飲茶の蝦焼売など点心

関連:中国語でのコーヒーの注文の仕方とコーヒーの中国語名

シンガポールでは色んな店のチキンライスを食べ比べできます。チキンライス以外にもチャーハンなどまだまだたくさんの料理があります。

シンガポールの海南チキンライス、チャンギ国際空港にて

ベトナムではたらふく生春巻きが食べられます。

カジノでもわからないことはその辺のスタッフに気軽に質問できます。

マカオのカジノ、カジノ・リズボアとホテルリズボア

香港などで世界トップレベルのオークション会場を見ることもできます。

外国で外国語を覚えられる

海外旅行の最大の楽しみは、外国語を覚えられることです。外国語を覚えるために外国に行き、そのために外国語を覚えて準備するというおかしな状態です。

上に挙げた他の4つのメリットは外国語でできることですが、この5つ目のメリットは外国語を話すという行為それ自体に喜びがあるということです。

普通の人ができないことができるという自信がつきます。

以上メリットを挙げました。デメリットは、一人で知らない場所に行くので、時々ぼられることです。