語学留学では英語はどのくらいの期間でどのくらいのレベルまで伸びるのか

期間と習得レベル

留学で英語がどのくらいの期間でどのくらい身に着くのかということが気になります。基本的な文法と単語しか知らない状態から語学留学に行ったとすると以下のような結果が期待できます。

但し、個人差があります。また、本人の努力によっても変わります。

海外の語学学校

1か月

簡単な文をゆっくり話すことに慣れる。聞き取りはまだ難しい。

1か月以内に現地での生活には慣れます。何度も同じ場所で同じセリフを言うので、限られた状況には慣れてきます。

早ければ、1か月以内にさぼり始めて、宿題をしない人や授業をさぼる人が現れます。

2か月

簡単な文なら少しずつ翻訳せずに反射的にしゃべれるようになる。聞き取りが少しできるようになるが、文脈や聞き取れた単語で理解している。

半年

簡単な文や単語はすらすら言えるようになる。まだまだ聞き取れない部分はあるが、現地の生活に慣れたこともあり、生活で使われる言葉はわかるようになる。まだ言い換えをしても、表現できないことが時々ある。

一年

自信をもっている外国語を話せる状態

知っている単語の範囲で何とか日常生活のほとんどのことを説明できるようになる。聞き取れない時などは違う表現を使って、「こういうことを言っているの」と聞き返すことでなんとか意思疎通はできる。

ニュースなどはまだわからない。ネイティブ同士の会話もわからないことがある。

一年以上

長年現地で生活していてもネイティブと同じレベルになるには努力が必要です。アメリカに長年住んでいる移民でも英語が上手ではない人もいるように、何かしら現地語に触れていないと上達しません。

また、ある程度できるようになると、勉強する必要を感じなくなることがあります。そこから、さらに自然な表現を流暢に話せるレベルになるには、現地の人と日常的に話したりして、大量のインプットとアウトプットの訓練が必要です。

ちなみに、さらに上のネイティブレベルになるのは長年住んでいても、なかなか難しいです。

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