外国語の勉強に翻訳するのがダメな理由

外国語の学習で外国語を翻訳している人がいます。学校の英語の授業でよくあるように、

  1. 英語の単語を日本語に訳して
  2. 語順を入れ替える

英語を話せるようになった人はこうやって英語を理解していません。

 

さらに、訳文をしっかり書く作業は返って外国語を素早く理解できないようにしていると思います。また、しっかり書いた日本語訳を見ながら英語の内容を理解しようとするのは、英語の勉強には効果がありません。

外国語を翻訳を介して理解するプロセス

外国語の勉強で翻訳をすると、外国語を見ると即座に日本語に訳してしまう癖がついて、翻訳を介さないと意味が理解できなくなります。

このような理解の仕方をしていては、いちいち日本語に変換していくので、理解の時間などないリスニングには対応できません。

 

ただし、これには例外があります。

翻訳癖のせいで初めの内は会話に苦労してきても、慣れてくると、聞いた瞬間に意味がわかるようになります。すると、むしろ翻訳が面倒になり、翻訳をしなくなります。

 

読むときの翻訳癖があっても、聞き取りに慣れてくることはあると想像できます。聞き取りの時に身に着けた翻訳を介さない理解能力を、読解の時にも応用すれば、翻訳せずに英語がわかるようになります。。