アメリカに移民後も英語が話せない人
文法なんて気にしていると、一生話せるようにならないという人がいます。だから、間違いを恐れず会話を繰り返せば話せるようになるという理論のようです。
これは過去のデータで否定できます。大人になってアメリカに移民して人の中には、英語が上手に話せない人はたくさんいます。彼らの中にはもちろん英語を使わずに生活している人もいますが、毎日英語を話していても上達が止まっている人がいます。外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か (岩波新書)にハワイに移住した日本人が長年住んでいるのにネイティブと違う英語の例が挙げられています。
会話をしているときには、わからない表現が出てきても、それがわかるようになる手段がなく、ずっとわからないままになってしまうことが。ずっと聞いていればわかるというのは極端すぎる。たしかに、初めはわからない単語が何度も聞くうちにわかるようになることはある。
経験者か専門家の話を参考にしよう
外国語を覚えたことがないのに、偉そうに学習法を語っているやつなんて、傲慢にもほどがある。たくさんの人が言っているから、声が大きいからと言って鵜呑みにしてはいけない。
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