英語を身に着けて世界中の情報にアクセスする

アクセスできる情報量が増える。

世界最先端の技術の多くは英語で処理されている。いや、英語は世界最先端の技術の多くを処理していると表現したほうが正確であろう。たとえ、英語圏以外で生まれた技術でも、すぐに英語圏にも伝わる。

海外のサービスの動向を調べる

以前、友人が海外のサイトでクラウドソーシングを利用したいから、調べてくれと頼まれたが、これも英語がある程度できないと、日本以外のクラウドソーシングという新しい技術を利用するどころか、最新の動向すら把握することができない。

また、英語を使う人口と日本語のそれは比較にならないほど違うので、クラウドソーシングを通して寄付を呼びかけることができる人数も英語を介した場合のほうが多い。当然、集められる金額も英語の方が大きくなる可能性が大きくなる。

ちなみに、非アメリカ国民以外でも使えるサイトとして2つ見つけた。

http://www.rockethub.com/

http://www.indiegogo.com/

日本から参加者もすでにいる

これらのサイトに既に日本の方からの参加があるが、震災を関連させてチャリティーのような要素もある。日本のクラウドソーシングはチャリティーのような性格を持っているが、上のサイトは芸術的なもののパトロンを集める人が多いという特徴があり、クラウドソーシングの利用傾向の違いを英語のサイト利用者と日本人の間に見ることができる。

海外の報道に触れる

他に、日本語ではアクセスしづらく英語でアクセスできる情報の分かりやすい例を挙げると、英語ができると海外のニュースサイトを読める。イギリスのBBC、アメリカのCNNや中東のAl Jazeera(アルジャジーラ)などは世界を遍(あまね)く、日本人にはなじみの薄いような地域もカバーしている。例えば、中東からは西アジアやアフリカが身近な問題となるだろうし、南米や太平洋も網羅している。人口や影響力の小さいカリブ海を除いて全世界を網羅していると思う。

英語の学術文献を読む

僕のなじみの深い外国語学習と翻訳を例に挙げると、日本語で学習することが困難な言語を学習する時に英語を介して学ばざるを得ない時があるので、そういう状況では英語が必要になる。日本語だけである程度学習できたとしても、外国語の専門的な用語を調べる時には和外(日本語から外国語の単語を引く)辞書は収録語数が不足しているため、調べたい専門用語は見つけられない可能性が高い。やはり基本的に、英語と外国語の辞書では収録語数が豊富だと考えていいだろう。

まとめ:英語を覚えて情報源を増やそう

だから、英語が必要最低限できたほうがいい。特に、日本の少年少女にこれを伝えたい。通訳を雇えば紹介したことをある程度できるが、自分で直接指示したり、直接情報に触れたりすることに及ばないであろう。別の機会に、どの程度英語が必要で、それ以上が必要ないということについて書く。

gontama29.hatenablog.com

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