中国の東南アジア語語学教材も使っています

中国で買った東南アジア言語の教科書の写真

中国語の勉強も兼ねて、中国滞在中に中国で出版されている語学教材を買いました。今回は中国の語学教材を例にどういう語学教材が良いのかを考えてみましょう。 

  • タイ語(以前紹介した日本の教科書もあります。)
  • ベトナム語(以前紹介した英語の辞書もあります。)
  • 広東語
  • インドネシア語
  • ビルマ語
  • クメール語(カンボジア語)

 

語学教材が安い

どの本も高くて一冊38元(約650円)です。日本で小言語の教材は2000円を超えるのと比べると非常に安いです。小言語の教科書は中国では数少ない大型書店かネット通販でしか買えません。

 

言語のバラエティーは豊富か

日本以上に、一般の中国人が東南アジアに無関心なのに対して、中小言語教材の種類は日本と同じくらい豊富です。

世界図書出版公司が中小言語では大きな出版社です。実用~語教程シリーズがいいです。特に、広州語(広東語)の教科書は単語の例が非常に豊富です。他にも広西教育出版社も豊富です。大型書店のボリュームには到底及びませんが、中国のネット通販サイトで探せば出てきます。

 

中国のベトナム語の教材がいい

中国で出版されている中小言語教材のうち、ベトナム語教材が一番良いです。レベル(初級・中級・上級)にあった教材も比較的多く、例文・音源が多い。貿易関連のベトナム語語学教材などもありました。

 

ビルマ語・タイ語・クメール語は文字の説明・練習がお粗末すぎる

この三言語の文字を系統的に覚えるための教材が見つかりません。初級の教科書はありますが、練習以外の全ての文字にルビを振って、例を増やして欲しいです。ビルマ語初級発音の教科書を使っていて、不便さを感じます。発音に関しては調音点などに詳しいですが、一般読者は簡単には理解できません。

もちろん、これは中国の語学教材に限ったことではなく、日本や欧米のものに対しても同じことが言えます。文字を覚えやすくする例の豊富な教材が欲しい。

 

低品質や不良も

ところどころ質は低いものがあります。構成がやや雑なものが多いです。とりあえず、いくつかの場面で使う外国語とその中国語訳と新出単語載せているものが多いですが、外国語の長文、それと最後に新出単語の訳語を付けるだけのものなどは物足りなさを感じます。

不良品もありました。音源の録音も買った時からすでにCDに傷が入っていて再生できないものもありました。せっかく例文の豊富な良いベトナム語の教科書なのに残念です。

 

現在中国のインドネシア語教材使用中です。

過去のブログでタイ語とビルマ語を勉強していると書きましたが、まだ初級の勉強が終わっていません。文字と発音をしっかり学びたいけれども、youtubeが使えないので音や文字をしっかり学ぶ教材が足りないことが直面している問題です。簡単なビルマ語を覚えてミャンマーを見てみたい気持ちは今もまだあります。

今はインドネシア・マレー語の勉強をしていて、中国の教材を使っています。基礎は以前学んだことがあるし、発音もわかるので今は文法と単語を覚えているところです。Xperia Z1のWalkmanに音源を入れているので洗濯や料理しながら、または移動中などに音源を聞いています。

 

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