『7ヵ国語をモノにした人の勉強法』でも言及されていることで、自分で問題設定をすることについて詳しく考えてみました。
自分で考えて問題設定をする重要性
私もちょうど同じように考えていたことが偶然にも橋本さんも言及しています。P79に外国語に限ったことではなく大事な態度として、「これは言語学習以外にも言えることですが、知識は人から与えられるものだと考えるようでは、それ以上のレベルに達しません。」ということには同感です。
私の言葉で表現するなら、英語学習の仕方が悪い一般人は以下の様な態度で外国語学習に取り組んでいます。
効率の悪い外国語学習への態度
「何か月語学学校に通えば英語を話せるようになりますか?」と質問を受ける時に、その人が自習しない人の場合は、「お金を払って授業を受けるだけで外国語を習得できる」と考えているような印象を受けます。
- 英語学習の到達点も設定せず言われた宿題をやって授業を聞くだけ
- 市販の教材を買うという積極的行動に出ても、教材に出てくる単語だけを自分が必要かどうかに関係なく覚えようとして、覚えられず、英語の習得自体を放棄(効率的な外国語学習には覚えない単語を決めることが重要 )
- 覚えた単語を使って自分で文章を作ってみたりしていない(「これが言えるようになった」がない学校英語)
というように自分で考えて問題設定・解決方法の獲得をしないことが問題です。学校教育では往々にして問題設定という事の発端から教師から与えられます。外国語学習に関して言うと、自分が必要な単語の設定やレベルの設定等自分で自分の面倒を見ることが鍵となります。
- 自分は外国語を何に役立てるために学んでいるのかを決める
- 今の自分に外国語のどの側面が不足しているのかを分析する
- 上の二つから何を学ぶべきなのか、どう学ぶべきなのかを考える。
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