ビルマ語学習にはCDエクスプレス ビルマ語がいいです
以前中国でビルマ語(ミャンマー語)の教科書を買い、それをまだ使っています。
それとは別に先日、遂に日本で出版されているビルマ語の教科書『CDエクスプレス ビルマ語』も買いました。
この本の長所
アルファベットのルビ(振り仮名)が振ってある
この教科書は最初の方の課ではビルマ文字にアルファベットで発音が書いてあるので、ビルマ文字に慣れながらビルマ語の単語や表現を覚えることができるので非常に良いです。9課以降の本文にはルビが振ってありませんが、教科書の後ろにまとめてアルファベットで発音が書かれています。
文字の習得を優先
私の戦略は基礎単語を覚えながら、先ず文字をすらすら読めるようになることを優先しています。単語よりも文字がそのため、まだこの教科書をどんどん進める予定はありません。最初の方は暗記できるくらいに音源を聞いています。
文字が読めるようになったら、この教科書を終わらせる予定です。
音源がついている
これは当然必要な条件ですね。遅い録音と早い録音があります。また、発音の基礎を身につけるために、教科書の最初の方でしっかり発音と文字の説明と音源がついています。Youtubeにもビルマ語のレッスンはありますが、ネット上の教材というのは往々にして発音の説明が不案内なところが弱点です。それに対して、市販の教材は発音や文字に対しての説明が詳しいだけでなく、一つ一つの発音を一つ一つの音源で説明してあるところが最大の強みです。
↑普通はこのように簡単なフレーズの紹介をする動画が多いです。
↑この動画では文字の説明があります。
ビルマ文字の説明が詳しい
例外や特殊文字の多いビルマ語の、初学者にとってかゆいところに手が届く説明が嬉しいです。
ビルマ語の単語帳はまだアマゾンでも少ない
大型書店ではCDのついていないビルマ語の単語帳が大学書林から出ています。しかし、アマゾンと大型書店で見た本は『ビルマ語基礎1500語』と『ビルマ語常用6000語』です。
この本には付属音源はありません。
こういう時は東京の本屋の街、神保町で探すと、戦前の物を含む、珍しいビルマ語の教科書があるかもしれないが、東京から遠いところに住んでいる人には無縁です。しかし、数年前まではベトナム語の市販の教材は非常に少なかったが、ここ数年で一気に増えたように、ビルマ語(ミャンマー語)も今後徐々に増えていくでしょう。
私は中国で買ったビルマ語の教科書も併用しています。
ネット上にあるビルマ語単語集
ネットでも探してみましたが、ちょうど良いものはありませんでした。見つかったものを紹介します。
ネット上の日本語のビルマ語単語帳
英語版のものもあるsalikaというサイトです。それ以外には見つかりません。
http://www.salika.co.jp/burmese/jburword.html
ネット上の英語のビルマ語単語帳
英語でネット検索してみると、いくつか出てきたのですが、単語ごとの音源はあるものの、ビルマ文字でかかれていません。
http://learn101.org/burmese.php
http://ilanguages.org/burmese_vocabulary.php
ネット上にある中国語のビルマ語単語帳
中国語で調べても意外なことにほとんど出て来ません。文字化けしたものや、中途半端なものはでました。これは意外でした。中国にも東南アジアの言語を学べる大学があるます。特に、ミャンマーに面している雲南省や隣の広西省などでは小言語も比較的盛んに学ばれている印象です。中国には東南アジア言語の語学教材が日本と同じくらいの種類で出版されています。その中で広西民族大学が出版しているものがいくつかあります。
ビルマ語で英語の語彙を検索すればでるかも
ビルマ語で「英語 語彙」で調べれば、英語とビルマ語が対応している表が見つかるかもしれません。今度やってみます。