実は、第二言語習得論でもやる気(motivation)に関する研究もおこなわれています詳しくは、外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か (岩波新書)などに乗っています。
今回は私個人の経験則から学習を継続する為の方法を語って行きます。
- とりあえず教科書を開く
- 学習の成果を感じる
- ビデオや音声を垂れ流す
- 旅行情報などを調べる
- 外国料理を食べる
- しらばくやめてみる
とりあえず教科書を開く
茂木健一郎さんの言葉で、タイガージェットシン戦法というやつです。
紙に書いても勉強した気になるので良いです。
学習の成果を感じる
学習初期は完全に知識が無い状態から始めるので、学習の成果を感じやすいです。その達成感から学習を続けたいと思うのです。
成果を感じるには、教科書の初めの方を読んだりしても良いですが、もっといいのは学習用に造られたものではないビデオを見て、聞き取れる単語をいくつか見つけることです。この方法が学習の成果を感じる一番の方法です。
例えば、ニュース番組やバラエティ番組、ドラマや映画などがあります。
一つもわからなくても気にすることはありません。外国語の音に慣れるために勉強したという達成感に浸りましょう。精神衛生を如何に維持していくかが大事です。
忘れることを気にしない
単語を覚えようとしても、すぐ忘れると苛立つ人が非常に多いです。それで嫌になって辞める人が多すぎです。それでやめるのならば、そもそも外国語学習には向いていません。 多少の辛抱は必要です。
あまり見かけない単語を忘れたとしたら、その単語はあまり使われないということなので、忘れて結構です。良く使われる単語と自分が使う単語から効率的に覚えましょう。
やる気が出ない時は漫然と音源を聞いたり、動画を見たりする
はっきりと聞き取れていなくて、ただ漫然と聞いていてもメリットはあります。
もし、聞き取れる単語があれば、やる気が出るが出る大きなきっかけになるチャンスもあります。
外国のことを調べる
旅行情報や国情を調べたり、外国料理を食べたりしたら外国語の勉強もやる気が出て来ます。
しばらくやめてみる
なぜかしばらくやめて、再開した時に前よりできるようになったような気がします。私の仮説では、何も学習していない時も脳内で外国語を処理するメカニズムが構築されていると考えています。
詳しくは、外国語学習には必ずスランプが来て、その後突然上達する
関連記事: