英語が積極的に話せない理由2つ

英語を積極的に話せなくなる理由として、よく言われる英語の間違いを恐れるから話さなくなるというのも大きな理由です。もう一歩踏み込んで言うと、私が観察した中では、英語を話して通じない時にパニックになる人が多いです。

顔を歪めて聞き返す外国人も良くないですが、これは変えようがありません。基本的に、特に悪意を持ってそのような表情をする訳ではない人が多いので、睨まれたと言って気にする必要はありません。

その他に二つ英語が話せなくなる理由を考えました。

  1. 外国人と向かい合うだけで頭が真っ白になる
  2. 外国人という共通点の少ない相手と何を話題にしていいのかがわからない

これらの問題は英語で表現できるということとは別次元の問題です。そして、これらの問題を乗り越えると、英語を話す機会が増えるので、自ずと英語も上達します。

外国人に慣れておらず怖がる

外国人というだけで、頭がまっ白になり、どうしていいかわからなくなる人もいるのかもしれません。白人に慣れていないだけかもしれません。タイやベトナムの人とはさほど緊張しないかもしれません。試してみる価値はあります。しかし、見た目の似ているアジア人とは面と向かっても大丈夫だけれど、白人はどこか力んでしまうという人もいます。

秘密の裏ワザは私にはありません。とりあえず、外国人と話す経験を積めば良いでしょう。日本語で外国人と話してみても、経験の価値は同じです。

外国人との会話の話題

人との会話の話題はどのように見つけるのでしょうか。日本語で友達との会話を考えてみても、雑談というのは無意識に行っていることで、改めて考えてみると案外難しいです。

当然、外国人とは共通点が少ないです。日本の友達同士なら(日本在住外国人を含む)昨日見たテレビ番組の話ができますが、外国人は絶対見ていません。

コツは

  1. 相手の習慣に対して質問をすること
  2. 自分の個人的な話もできるだけ話すこと

です。

質問をして相手に会話を広げてもらう

相手に対する質問はなるべく、出身地のせまい範囲に対してしたほうがいいです。この質問をするには、世界のいろんな国のことを少しづつ知っていると良いです。例えば、デンマークの人には「デンマークには自転車専用のレーンがあるって聞いたんだけど、本当なの?」のような質問が考えられます。

外国のことをを知っているこれぞ国際感覚の真骨頂とも言えるわざです。

タイ人に「東南アジアは~」と聞いても、東南アジアも広いので全ては知らなくて当然です。よく日本で言われるのが、「海外はレディーファーストなんでしょう?」などの質問がありますが、海外にも色んな国があり、全てがアメリカを基準としている訳ではありません。

 

参考:外国人との雑談・世間話の例と小ネタ(アジア圏)

 

ステレオタイプを避ける

「納豆は食べられますか」という質問は何度も聞かれてうんざりしているという意見もあります。話題が広がるかもしれませんが、仲良くなる前にその質問をされると、外国人というステレオタイプで見られているとうんざりされます。つまり、その人個人ではなく、その辺の外国人と交換可能な存在と見られると思われます。

それと、例えばフランス人に会って「パリ出身ですか?」と聞くように、相手の国の首都の出身かと聞くのもステレオタイプ的な質問になるのでやめたほうがいいです。

 

<外国人との会話問題>