通じていると思っても実は誤解されうる英語かも

英語や中国語を話す非ネイティブの人にたくさんあってきましたが、話せるようになるには間違えてもたくさん話す段階がかならずあっただろうと思います。多少は間違いに対して軽薄になることが外国語学習には有利なのでしょう。

しかし、私の考えでは理想的にはネイティブのものに近い方が良いと思います。そこで、自分の外国語を見つめなおす上でも下のような本が勉強になります。

何度か紹介した『その英語、ネイティブはカチンときます (青春新書INTELLIGENCE)』のp5にも書かれているように、ネイティブは毎度毎度相手の言葉に目くじらを立てるわけではないので、間違えを恐れずにどんどん話すことが大事です。

これらの本は自分の表現を見つめなおすのに為になります。

上の『その英語、ネイティブには』のシリーズと同じく、同じ作者が別の出版社でシリーズを出しています。面白そうです。

勉強になる項目抜粋

私が上の二冊を読んでいると、自分の語感ですんなり納得ができるものと、今まで気づかなかったものがありました。他にも、こんなぶっきらぼうな表現は非ネイティブでも言わない間違えだと思うものもありました。

ここでは、私が勉強になったと思うものをいくつか紹介します。

日本の文化を説明する時に、

Japanese traditional sports are Sumo wrestling and Judo.

これだと、他に伝統的なスポーツがないと受け取られるニュアンスだそうです。これは知りませんでした。

また、部屋を変更したい時に

Can I have another room?

と言うと、今取っている部屋とさらにもう一部屋を取りたいという意味になるそうです。よくよく考えてみるとわかりますが、自分もこの言い方をしそうです。勉強になりましたし、面白いです。

非ネイティブの変な表現には目をつぶる

以前英語圏以外の友達と英語で話していた時によく「Fine.」と言われていました。例えば、

I'm going to downtown on Saturday? Do you want to come?

これに対する返答だと、「(面倒くさいけど)よろしい。」というニュアンスがありますが、発話した本人にはそのようなつもりはなかったようです。

自分の外国語が完璧でもないのに、他人のあら捜しをするのは見苦しいですよね。日本人同士でも時々このような人がいます。非ネイティブの外国人にも他人の英語を批評する人がいます。しかし、英語ネイティブであまり他人の英語を訂正する人を見たことがありません。

<外国語の態度>