ネイティブが使う自然な外国語表現を学ぶ方法

ネイティブの自然な表現を使うには

ネイティブが使う自然な表現を使える方法を知っていますか?ネイティブが使ったことものをそのまま使えばいいのです。使う状況などを間違えるというリスクはありますが、自分で0から文を作って通じないというリスクはありません。

日本語学習者を分析する

ネット上の外国語作文添削サイトで外国人の日本語を見ながら思ったのですが、日本語として使うことのないような間違いをし続けている少なくないのです。

例えば、動詞の活用を間違えて、「覚えっていた」などのように書くのです。類似の間違いが複数あるので、打ち間違いではなさそうです。

(外国語添削サイトとはlang-8やitalki.comなどがあります。詳しくは以下のページを参照してください:ネットで外国語を使える・習えるサイトitalkiのご紹介

この現象から学べること

日本人の日本語ではあり得ない言葉の使い方。このような人たちはおそらく日本人の日本語をほとんど見たことがないのでしょう。

例えば、海外の日本語の授業で生徒が「私知ります」と発言することがありますが、どこから日本人が使っているところを聞いて覚えたのではありません。

日本語ネイティブは普通「知ってます」と言いますので、それを聞いたことがあり、「知ります」を一度も聞いたことがありません。

このような実体験から「知ります」は日本人が使わないのだろうと気付き、「知っています」を使うはずです。

作文をする時は知りたい単語を辞書で調べ、実際の使い方を知らずに使っているのでしょう。動詞の活用も自分で考えてしていると思われます。

しかし、自分のことを振り返ってみると、私たちも同じことをやっています。英語で話したり書いたりすることを目標としているのに、本物の英語を見たこと聞いたことがないというのは異常だと感じます。

この現象から学べることは;

理想的にはネイティブが使ったことのある表現をそのまま使うか、切り貼りして使う

その為には、作文をする直前ではなく、普段からネイティブの言葉に触れる機会を作り、見たことのある表現だけで作文をする方が良いです。しかし、知っている表現では陳腐になることなどを理由に知らない単語を使ってみたくなることもあります。そのような時は『Google 英文ライティング: 英語がどんどん書けるようになる本』にも載っているようにネットで使用例を確認してみるという方法が有効です。 

無から文は作れない インプットが重要

一般的に、日本の英語教育はインプットばかりでアウトプットがほとんどないからアウトプットをするべきだと言われますが、そもそものインプット自体が十分と言える水準にありません。

教科書に載っている少ない例文を見ているのでインプットをたくさんしているというのでは不十分です。それらのインプットの総量は習得に必要な量と比べて十分ではありません。しかも、それらは文脈から切り取られた単体の状態なので原文だけで読むという経験には繋がりません。

外国語学習に成功するフレーズの暗記と3種類のフレーズの探し方

単語を覚えれば外国語を話せると思われています。確かに、正しい面もあります。しかし、我流で表現すると、それを使って不自然になったり、長くなったりすることもあります。

やはり自然な表現を知る為にたくさん地の文、外国語の文章に触れないといけません。それは教科書に載っている少しの例文では全く足りないのです。

不自然な英語・外国語が教科書に載っている理由

更新が多すぎて邪魔くさい件について

更新頻度が高く、毎日更新するどころか、一日に複数回投稿することもあります。彼らは日本語を使うことに対しては積極的なのですが、本気で上達を目指していないように思えるのです。日本人に指摘されたのにも関わらず、同じ間違いを犯すこともしばしばあります。

(ちなみに、添削サイトに、以前間違えたことのある箇所に通知が出る機能があれば便利です。)

おそらく文章を書いてその反応を得られる楽しさと、外国語を書くことの達成感を目的に作文を更新しているのでしょう。

同一ユーザーの更新が多くて他の投稿が下がってしまいますので、私は対策として「絶交」することもあります。

ただ、間違いは相変わらずあっても全体的な印象としては進歩が感じられます。やはり、たくさん練習することによる慣れで上達することはあると言えます。

 

<自然な外国語への考え方>