日本語では「ざ」という音が、語頭とそれ以外(語中や語末)で子音が違います。
語頭の時は「づぁ(dza)」と同じ音になります。
「ざ」が語頭の例:雑誌、残念、ザリガニ
「ざ」が語中や語末の例:朱雀、頓挫、オペラ座、アメリカザリガニ
日本人はこの「ざ」の2つの音を区別していません。そのため、通常とは違って語中のzaを語頭で発音されても普通の人は変化に気づきません。つまり、外国人が日本語を学習する際に、この違いを習得できなくても問題ありません。
「ざ」と「づぁ」に区別がある言語
聞いた話では、ロシア語などではこの両方の音があるそうです。そのため日本語の「づぁ」で発音すると間違って伝わってしまうこともあると聞いています。
他の言語では、zaだけでdzaを使わない言語などもあります。
外国語を正しく発音するには、音声学や日本語の発音の知識があると効率良く習得できます。
<発音と日本語>