タイ語の勉強を始めました。当初はネットだけで挑戦してみようと考えていたのですが、下記4点を理由に書籍での教材に切り替えることにしました。
- 電子版に慣れないこと(紙のほうが目次や別のページがすぐに見られるので便利)
- 本は説明が細かい
- ネットでは教材に対応した音源が少ないこと
- ネットには母音子音の発音の音源がないこと
大型書店で市販のタイ語の教科書を実際に見て、気に入った2冊を買いました。
購入した教科書の長短
『今すぐ話せるタイ語』
長所:
タイ文字の書き順が書かれている。どの文字とどの記号の時にどの声調になるのかが具体例付きで説明されている(p24)
短所:
- 各文字の読み方が説明されていない。
- 例文で使われている新出単語の説明が詳しくないので、文法面から見た文の構造がわからない。
『タイ語レッスン初級1』
長所:
- 声調の発音例にアルファベットとタイ文字表記の両方があって、アルファベットを見ながらタイ文字の読み方を学べる。
- 新出単語や関連単語がすごく豊富。本当に多いです。
短所:
タイ文字の書き順の解説がない。
コメント:第一課本文のテーマが社内歓迎会ということが面白い。タイに駐在員として派遣されたり、現地採用されたりして、日本人がタイ語を勉強することを想定しているということが今日に日・タイ関係の一部を表している。
文字は後回しにする戦略
タイにあるタイ語学校ではタイ文字から勉強を始めないところもあるとどこかの本で読みました。私もそれが良いと思います。
タイ文字は難しく習得に時間がかかりますし、文字を知らなくてもタイ語の会話の学習は始められるからでしょう。
タイ文字の読み方・書き方の解説サイト
この2冊にも欠けている点は、タイ文字の読み方の解説がないことです。タイ語では、同じ音に対して違う文字があったり、違うつづりで同じ音、違う意味だったりするということまでわかりました。例えば、khの音を表すのにดとชの文字があります。
タイ文字の規則はこのサイトで集中的に解説されています:
このサイトの説明のおかげで文字のルールが判明しました。文字によって字類という分類されていると知っていると学習も効率が良くなりました。
タイ文字の練習のためだけの教科書も売っています。
タイ文字の手書き動画がyoutubeにあります:
Learning Thai language - Thai consonants - YouTube
パソコンでタイ文字を打つ方法
パソコンでタイ文字を打つための設定方法:
キーボードのキーとタイ文字の対応関係は、キーボードの配置図を参照してください。
http://www.thaismile.jp/ThaiLanguage/Keyboad/KeyboadLayOut.html
音声はサイト内で紹介されているYoutubeのサイトで聞ける。
ネットにもたくさんのタイ語の教材はあります。しかし、一つ一つの発音が聞けません。例えば、タイ語のrの発音がどのような発音なのかを聞いてみたくても、そのような音源はネットにはないです。これに関しては、やはり市販の教材の音源のほうが便利です。
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