ポルトガル語が次の重要な外国語になる?

将来を見据えた国際的に重要な外国語

ブラジル単体の経済や国際的地位が向上していることはよく知られているが、ポルトガル語を話す国はポルトガルとブラジルだけではない。かつて、ポルトガルは海外に多くの植民地を持っていたからである。今回の特集では特にアンゴラが注目されている。

ポルトガルの経済現状

現在、ポルトガル経済はギリシャの次に危ないと言われている国である。それに対して、アンゴラはまだまだ発展途上とは言え、オイルマネーによって勢い良く発展している。そのため、多くのポルトガル人がアンゴラに渡っている。旧植民地に旧宗主国の国民が生活をかけて移民するなんて皮肉である。

 

このようにポルトガル語の地位が高まるからと言っても、多くの外国人もポルトガル語を学ぶという訳ではなく、ポルトガル語圏内の交流が活発になるだけに過ぎない。

僕がポルトガル語を勉強しようとして、本を買うきっかけになったのは、名古屋を旅行したときに、地下鉄でポルトガル語放送を聞いたからだ。日本でも、外国語に触れる機会はたくさんある。大須にもいくつかブラジル関連のお店があり、それ以外にも味噌かつやB級グルメ、喫茶店文化と同様に非常に興味深かった。

今回の情報源はイギリスの雑誌Monocle 

雑誌の表紙にwhy Portuguese is the new language of power and tradeとある。

国際語の地位ならロシア語も

そういう意味ではロシア語のほうが国際語らしいだろう。しかも、ロシア語は国連の公用語と来た。

海外情報を得る手段としての外国語

外国語がわかると、世界の状況がわかるので海外投資家が情報を集めるには役立つツールとなる。今回の場合だと、まず英語でアンゴラの経済発展を知り、その後ポルトガル語でアンゴラに関することを調べたり、現地に行って情報収集をしたりすることができる。

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