インドなどの観光地で多言語を操る商人や子供がいるという話は知っている人も多いでしょうが、あえて紹介します。
登場する言語
- フランス語
- イタリア語
- ドイツ語
- ロシア語
- 日本語
- ペルシャ語
- アラビア語
- ヘブライ語
同じく孔雀の羽の扇子を売っている少年です。
他にも遺跡でガイドをしている少年などがいます。
しかし、コメント欄を見ると、各国の人が何て言っているかわからないと言っています。また、いくつかのフレーズを丸暗記して繰り返しているだけで話せると言えないという指摘もあります。
日本語に限って言えば、たしかに音がはっきりしていないのでわかりにくいですが、早口なだけで実際に観光客に売る時は通じているのだと思います。
内容はおおよそ「この孔雀のミニミニ、1ドル、50ルピー。150ね。安いね。」です。英語ではもっと色々話せています。
普通なら物売りを見かけて立ち止まらないでしょうが、突然自分の言語で話しかけられると思わず足が止まってしまうでしょうね。
どうやって外国語を覚えている
観光客は「いくら?」と聞くのでその言葉をまねした。
ガイドやタクシーの運転手の話す言葉をまねした。
話せると言っても限られる話題のみ
この子たちは観光やセールスと関係ない話題は外国語で話せません。英語は結構上手です。ちなみに、この子たちは文字が読めない子もいるようです。
英語を覚えたいなら、必要な単語や表現から覚えましょう。単語だけを単独で覚えるよりも、関心のある分野の文章をネットで探して読むほうが効果があります。
関連解説動画:
Mini-Polyglots! What You Can Learn From an 8 Year Old Bedouin Girl /Langfocus
ベトナムで
ベトナムのホーチミンシティで4か国語使えるバイクタクシーのおじさんに出会ったことがあります。(ベトナム語、英語、日本語、オランダ語)
他にも、日本語を少し知っていて何とか会話できる人には複数会いました。日本語の単語だけなら、知っている人も時々います。ベトナム語を教えるから日本語や英語を教えてくれという頼んで来た人もいました。
言葉だけでなく、小島よしおのネタなどの日本で流行っていることを披露されると「誰がこんなこと教えたんだろう」と不思議になります。
ついでに言うと、日本人利用客からの推薦文を書いてもらっている人もいます。欧米大学の推薦文(Letter of Recommendation)のようです。
(もちろん、日本語を話すからと言って安易に知らない人を信用してはいけません。)
<多言語話者・インド等>
- 世界で有名な多言語話者たち
- 世界の英語子育て シンガポール・インド・中国のケース
- ベトナム・中国・香港・シンガポールの物乞いやホームレスでカルチャーショック
- 専門分野で英語を学ぶ習得するESP(English for specific purposes)という考え