留学前はやる気満々だったのに、現地生活がしばらく経つと最初のやる気が失くなって、毎日なんとなく過ごしてしまう、ということはよくあります。帰国の日が近くなって後悔しないように、やる気を維持する方法を3つ紹介します。
一度出国する
- 自分の成果を客観的に見る
- 目標を再確認する
- 改めて目標を設定する
日帰りの遠出では時間が短すぎて、じっくり自分を見つめなおす時間が足りません。
欠点はお金がかかることです。出国はできなくても、留学先の生活圏からは離れたほうが良いです。
一時帰国して家に帰るのも良いと思います。家に帰ると、胸を張って進歩したと言えないことに直面し、やる気が出ます。
海外から海外へ出国体験談
私もこの方法を試してみたことがあります。
戻る飛行機の中、ふと数年前に立てた目標が脳裏をよぎりました。みんなが寝静まった機内の中、そっと読書灯をつけ、その目標と現状を見比べながら、自分の今達成できている点と、足りない点を極力客観的に見つめて、ノートに記しました。
他には、自分が勉強せずに怠けていた時間のことを振り返り、やる気だけに頼るのではなく仕組みとしてさぼらない方法を考えるきっかけになりました。そこで考え付いたのが次に紹介する方法です。
成果が見える学習法をする
- 習った単語のリストを作る
- 本を1冊読み切る
- 現地の新聞記事の切り抜きを集める
頑張って外国語を勉強した分量を形に残します。頑張った分が自分で分かるので、やる気を補給してくれます。
私は上記の方法を全てやりました。新聞の切り抜きは貼り付けるのが面倒でしたが、貼り付けなくても記事は読んでいたので良しとしました。
付き合う人を変える
- 邦人同士の付き合いを減らす
- 留学生同士の付き合いを改める
自分より高いレベルにいる人に出会うと刺激になります。そんな人に会うことができればおのずとやる気も出てきます。授業をさぼってばかりの生徒とつるんでいれば、自分もさぼるでしょう。ただし、授業はさぼるけれども、現地人たちとつるんで言葉は上手い人もいて、色んなタイプの勉強をしている人がいることがわかります。
一つ意外なポイントがあって、留学生同士で話していても比較的効果は低いです。
勉強のやる気が出ない原因
- 環境に慣れて現状維持に甘んじている
- 環境からのストレスで集中力が落ちている
- 伸び悩んでいるように感じている
わざわざ海外まで来て高い金を出しているのに、それを無駄にしているというのに、やる気が上がらなくて怠けてしまう人は多いと思います。「自分は全力で頑張っていないな」と認識できて問題意識を持っていれば、次のステップはその解決策を講じるだけです。
<語学留学>