私がlang-8で作文を添削してもらった時に、中国の方から指摘してもらったことを今回紹介します。私の知る限りでは教科書などでは見たことがありません。
「的」が多すぎると見栄えが悪い
その教えてもらったこととは、一つの句の中に「的」を多用しないということです。
例を挙げます。
悪い例:日语的汉字的发音的变化的规则
良い例:日语汉字发音的变化规则
日本語の場合は、「の」を連続して多用しても特に問題はありませんが、中国語では「的」を省略する方が見栄えが良くなることが多いです。口頭では、「的」をたくさん使うこともあります。
「的」が全くないのも読みにくい
一方で一つの「的」を使わずに単語を繋ぐと、不自然になる場合もあります。
悪い例:日本九州新鮮食材如何出口至香港?
良い例:日本九州的新鮮食材如何出口至香港?
この文の場合も、「的」を入れる
どこで「的」を省略して、どこで残すのか
一つの意味になる塊りでは「的」を省略して、一つの句に一つの「的」に抑えるか、なるべく少なくします。
上の例で言うと、「日本語の漢字の読み方」という一つの塊と、「変化法則」という一つの塊にわけ、その間に「的」を使います。
また別の場合として、「日本語の漢字の読み方」だけを中国語で表現するならば、
日语汉字的发音
として元の長い場合にはなかった「的」を加えます。一塊に一つも「的」がない単なる文字の羅列では読みにくいのです。
<中国語を使う>