なぜロンドンの電話ボックスは臭いのか
電話ボックスの中で小の用を足す人がいるので、どこも臭かったです。百貨店のトイレは有料でした。ホームレスの人は電話ボックスを使うのかもしれませんが、酔っ払いも使っていると言われています。電話ボックスは外から見えにくいので用を足すのにちょうどいいのです。
公衆トイレはほとんど見かけませんでしたし、日本のコンビニのようにトイレを提供するコンビニも見かけませんでした。イギリスに限らないと思いますが、日本のようにあちこちにコンビニはありません。
若者のホームレス
ロンドンで若者のホームレスを時々見かけたのが驚きました。建物の側の空間で寝ているのを見ました。
日本にもいるかもしれませんが、私は若者のホームレスを見たことがなかったので驚きました。
アメリカ、シアトルの若者のホームレス状況とその支援に関する記事を貼っておきます。
After Recession, More Young Adults Are Living on Street/Dec.18,2012 New York Times
ホームレスよけのとげ
建物の柱と柱の間のような空間にとげがある場所があります。それは、ホームレスの人がそこで寝ないようにしているとして、批判を受けたようです。
metal building spikesなどで調べると画像が出て来ます。
ホームレスのおじさんと話しました
一度、ロンドンでホームレスのおじいさんと話したことがあります。ある日、歩いていると白人のおじいさんと目が合いました。彼は道行く人にBIG ISSUEという雑誌を売っていました。しかし、その雑誌はゴミ箱で拾ったもののようにかなり汚れていました。
他の人たちは彼を避けたり、目が合ってもすぐに丁寧に断ったりしていました。私はとにかくイギリス人と話してみたかったので、とりあえず話を聞いてみました。
イギリス人と話す数少ないチャンス
話をしたので、その雑誌を1ポンドで買って、近くの駅まで行こうとしたら、彼もちょうどその方向に行くと言っていましたので、一緒に歩くことにしました。
そこまで歩いているところで、いろいろ話をしました。「ロンドンは若者のホームレスがいるので驚きました」と言うと、彼は「これも政府が悪い」と言っていました。その時に、建物側の地面にあるとげがホームレスよけだと教えてもらいました。
このおじいさんと話そうと思った理由の一つは、ロンドンのような大都市では人と話す機会がほとんどないからです。これに関しては過去の記事で書きました。
ロンドンはリムジンが多かった
貧しい人がいる一方で、リムジンをよく見かけたのもカルチャーショックでした。私は日本ではあまりリムジンを見たことがなかったので、かえって印象的でした。