中国のブログサイトで中国向けにブログをやってみた

中国のブログプラットフォーム

新浪博客(sina blog)を使っています。http://blog.sina.com.cn/

中国で使われているブログは、私が知っている限り5つあります。

中国で使われている5つのブログプラットフォームまとめ

ユーザー名の制限

最近施行された法律で、中国のネットでは著名人や新聞名などの名前や、明らかに似せた名前を使うことはできません。例えば、ユーザー名にオバマ大統領は使えませんし、~新聞と見せかけて新「間」なども使えません。

もちろん、変なデマを書くのもダメです。

ブログ名が選べなくなった

ブログ名が自動的に、「(ユーザー名)のブログ」になりました。新浪だけかもしれません。以前はユーザー名とは別に自由に選べました。

足跡がつく

新浪ブログの場合、ログインした状態で他ユーザーのブログに行くと訪問先のブログに足跡が残ります。

分からないこと

広告を貼っていいのか、SEOに強いのかはわかりません。SEOに関しては中国の検索エンジンのアルゴリズムが日本のものと違うので、対策もよくわかりません。中国のブログやインターネットに関しては『中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立』等が詳しいです。

中国語のブログの書き方

ネイティブチェックを無料で受ける

中国のブログは、元々は中国語の学習を兼ねて始めました。添削してもらった箇所を見直すきっかけになるし、書き直したものを見直しやすくするためです。

中国語ネイティブの添削はlanguage exchageのサイトで添削を受けています。lang-8やitalkiなどに中国語の文章を投稿して、ネイティブの有志が添削をしてくれます。私も外国人の日本語を添削しています。

ブログのテーマ・話題

日本人が中国で発見したことやまだ知られていなそうな日本のことを書いています。

  • 中国にはない天津飯という中華料理の紹介
  • 京都人のぶぶづけ文化都市伝説から見る日本文化
  • 日本の戸籍制度
  • 日本の大学受験制度
  • 一日本人から見た中国の都市の印象
  • 日本の大学生はなぜ便所で飯を食うのか
  • 中国語と日本語の漢字の読み方対応規則

日本のブログやSNSと同じように、外国語の過去記事でも読みなおすとなんとも言えない気恥ずかしさがあります。

html編集する

新浪ブログでHTML編集するには下の写真の「显示源代码」にチェックを入れます。HTML編集でフォントや見出しなどを調節している人はほとんどいません。

HMTL編集のボタン

感想

人通りの多い中国の街の様子

中国のネット人口6億人で日本よりアクセスが多いか

中国人ネットユーザーは2014年で6.4億人と言われています*1が、インターネット上にあるウェブページの数では中国語より日本語のページの方がまだ多い*2です。

こう聞くとかなりアクセスがありそうですが、実際は普通に投稿するだけでは爆発的な流入はありませんでした。中国の人気のあるブロガーの閲覧数は確かに日本より多いです。

他にも日本人のブログはあると思いますが、日本人のブログという事は売りになるでしょう。また、日本と比べると、閲覧の人数に対してコメントがつく割合は高いです。

以前blogger.comで英語でブログを書いた時はほぼ誰も来なかったので、それと比べると雲泥の差です。

アクセスの流入元

lang-8やitalki.comにブログのリンクを貼ったのでそこからの流入もあると思います。それと、中国版ツイッターの微博でシェアしたものからの流入もあります。

文章をパクられました

中国語と日本語の漢字の読み方対応規則に関する記事の一部だけを変えて、後は引用の表示もなく、全部そっくりそのまま真似されました。「今回、私は~を紹介します。」の部分を「今回、××日本語学校が~を紹介します。」のように主語だけ書き換えられていました。

そのサイトに対しては特に何もしていません。

<関連記事>

*1:http://www.internetlivestats.com/internet-users/より

*2:日本語のページが5.0%、中国語のページが2.8%http://w3techs.com/technologies/overview/content_language/allより