民間の留学生寮
私が滞在していたのは、日本の留学支援会社が手配してくれたシンガポール人が運営している民間の留学生寮です。シンガポールの大学の学生寮ではありません。
寮の現場で働くのはフィリピン人。誰と話す時も英語です。
部屋割り
4人部屋、2人部屋、個室があってそれぞれ料金が異なります。一番上の階が女子の階でした。
ルームメイト
同じ部屋には同じ国出身か近くの国同士。日本人の場合、韓国人かモンゴル人の可能性が高いです。私は4人部屋に入って、最初はモンゴル人と韓国人の2人の留学生と相部屋でした。後でモンゴル人の留学生が別の部屋に移り、もう一人別の韓国の留学生が入りました。
モンゴル人のルームメイトがいると、ロシア語圏の友達が夜中でも関係なく入って来てうるさい。
寮に住んでいる人の国籍は以下のようだったと思います。
- インドネシア人
- 韓国人
- 中国人
- インド人
- 日本人
- モンゴル人
- ロシア人
- ドイツ人
スタッフや他の留学生と話す時は基本的には英語です。
冷房
冷房の設定温度を16度にされていて風邪をひきました。日曜日だったのが原因で、結局病院には行きませんでした。病院やクリニック(Clinic)の中には開いているところがあったかもしれませんが、保険が効く場所が望ましいです。
寒さ対策が必要です
冷房の温度をルームメイトと話し合いましょう。毛布や長袖なども必要です。ルームメイトが言うことを聞いてくれない時は、寮のスタッフに相談する手があります。最悪の場合、追い出してくれるかもしれません。
喉の違和感にはこの薬
喉が痛くなった時はこの薬が良いです。シンガポールなど熱帯地域の国では冷房が強すぎたて風邪をひくことがありますので、そんな時はこの薬がおすすめです。
京都念慈菴川貝枇杷膏(nin jiom pei pa koa)
シンガポールにいる時に勧められて、中国でも使いました。
売店
営業時間が短いのが難点でした。寮内の売店が閉まっている時は外のスーパーやコンビニに行けば問題ないです。寮に自動販売機はありませんでした。
買い物
徒歩5分くらいの場所にスーパーやコンビニ(セブンイレブン)がありました。シャンプーなどの生活用品もここで買います。
その他施設
ビリヤード台とバスケットボールのコートがあって、夕方から夜にバスケをしている人が多かった。
食堂に椅子と机があったので夜に友達と話したりしていました。食堂は冷房がなくて扇風機だけでしたが、夜は暑くなかったです。
各部屋にもLANケーブルがあってネットができました。一階の食堂の端にも共用のパソコンが何台かあった気がします。冷蔵庫はなかったです。
食事
外より安くて、満腹になるほどの量がありました。フィリピン人スタッフが作ってくれます。しかし、午後の授業の後に、ジムに行ったり街でぶらぶらしたりしていると食事の時間に間に合わないことが多かったので、外で食べて帰ることが多かったです。
シンガポールはおいしそうな食べ物がすごく豊富で、外の食事が魅力的すぎるのも理由です。
シンガポールでおすすめの食べ物は
- 海南チキンライス(Hainanese chicken rice)
- ナシ・ルマック(Nasi lemak)
- かき氷(ice kacang)
- 炒飯(fried rice)
- インドカレー
- インド風バナナクレープ(banana roti)
チャンギ空港で食べた海南チキンライスです。寮ではこのメニューは出ません。
寮の近くで外食
徒歩5分くらいにバーやレストランも何軒かありました。徒歩10分くらいのところにHawkers(屋台の集まり)がありました。Adam Road Food Centreというところです。意外なところにあったので語学研修の終わりのほうで気付いたのが惜しかったです。
burppleはシンガポールのグルメ系口コミサイトです。
シャワー・トイレ
シャワーとトイレは一人部屋の人以外は共用のものを使います。トイレとシャワー室は隣同士にありました。
個室のシャワーが5つ並んでいます。ドアはありますが、トイレの個室のように上によじ登れば中が見えますがお湯は使い放題でした。
シャワーもトイレも毎朝掃除していたので清潔でした。
掃除・洗濯
掃除は毎週末か毎日か忘れましたが、スタッフがやってくれます。部屋の外の共用のごみ箱はもっと回転が速かったです。
洗濯物は依頼したものだけを、寮のスタッフがやってくれて、翌日の夕方ごろに食堂で受け取っていました。無料だったと思います。
門限
夜遅くなると寮の門が閉まります。いつも閉まっているという訳ではなく気まぐれでしまっています。外で談笑している人に開けてもらうか、誰かに気付いてもらえるまで中に入れません。面倒ですが安全のために仕方ないです。
通学
寮はBukit Timahにあって学校は中心部(Somerset)にありました。徒歩5分でバス停まで行き、バスで最寄の駅(Novena)まで行って、そこから地下鉄で通っていました。バスも電車(MRT)も座れないくらい混んでいますが、体が接触するほどは混んでいませんでした。
宿題や勉強する場所
食堂の机で勉強している人もいました。部屋に人がたまりやすいと勉強できないかもしれません。私は2人部屋でしたが、自分の部屋で勉強していました。
休日や放課後
私が取っていたコースは午後3時まで授業があったので他の学生よりかは授業が多かったですが、いつも時間が有り余って何しようか迷っていた気がします。でも、今振り返ってみると、結構いろんなことをしました。
とにかく、まだ行っていない場所に行くようにしていました。
- ジムで運動(Dhoby GhautのYMCA)
- 日本人の友達と出かける
- クラスメイトの豪邸に遊びに行く
- シンガポール人の友達と食事やセントーサ島で遊ぶ
- 本屋巡り
- Beras Basah Roadで古本屋巡り
- 日本人墓地公園(North East LineのKovan駅から徒歩15分)
- Chinese Gardenと日本庭園のある公園
- Peranakan博物館やシンガポール国立美術館
- プラナカンの伝統が残ると言われるKatong
- マレーシアのジョホール・バルに日帰りで行く
マレーシアのジョホール・バルで英語・中国語・マレー語を使った体験
害虫
ゴキブリがこそこそとせずに堂々といます。トカゲが壁を登っているのをたまに見かけました。蚊はデング熱の原因になると言われていますが、シンガポールではあまり蚊を見かけたことがありません。